ニュース&お知らせ

一覧に戻る

2023/06/29 盛土規制法について



本日も弊社HP新着情報にアクセス頂きまして誠にありがとう
ございます。本日は社長室アシスタントよりお送り致します。
 
6月もあと2日、2023年の折返し地点となりました。
皆さま上半期は振り返るとどのような年でしたか?
ここ最近の変化としては、私達の生活に大きな影響をもたらし
たコロナとの生活が5月より5類相当に下がり、制限のない新た
な生活が始まりましたね。
イベントの復活・再開のニュースも各地で報じられ、賑わいが戻
ったという実感がわいてきます。
会社の近くの商店街でも、先日神輿や露店が出ていて、久々の熱
気を感じました。



 
この夏は、花火大会も各地で復活する兆しのようで、夏本番が
楽しみです。
今まで我慢していた分、何かとお財布の紐がゆるんでしまいま
すね。その分、経済に貢献しているということで、経済全体の
活性化も願うばかりです。
とはいえ、商品の値上げも相次いでいて、そろそろ聞き飽きた
今日この頃。100円でコンビニアイスが買えていた時代が懐か
しいばかりです(´;ω;`)
 
 

 
 
さて、この度5月26日に盛土規制法が施工されましたのでお
知らせしたいと思います。
 
従来の宅地造成等の規制法をお抜本的に見直し、危険な盛土・
切土などを全国一律の基準で包括的に規制することが主眼とな
っています。
 
この背景には、2021年7月に静岡県熱海市で土石流災害が発生
し、28名もの人名が失われました。大量の土砂が住宅地に襲い
掛かり家々を破壊して押し流すニュース映像は、今でも脳裏に焼
き付いている方も多いのではないかと思います。この時の土石流
は、不適切な造成による盛土が大雨で崩落したために発生しまし
た。
 
これらの災害を未然に防ぐため、見直されたのが「宅地造成及び
特定盛土等規制法」通称「盛土規制法」です。
 
【改正の概要】
  • *スキマのない規制*
・都道府県知事等が、宅地・農地・森林棟の土地の用途に関わら
 ず、盛土等により人家等に被害を及ぼし得る地域を規制区域と
 して指定
・農地・森林の造成や土石の一時的な堆積も含め、規制区域内で
 行う盛土等を許可の対象とする
 
  • *盛土等の安全性の確保*
・盛土等を行うエリアの地形・地質等に応じて災害防止のために
 必要な許可基準を設定
・許可基準に沿って安全対策が行われているのかどうかを確認す
 る為、①施工状況の定期報告②施工中の中間検査③工事完了時
 の完了検査を実施する
 
  • *責任所在の明確化*
・盛土等が行われた土地について、土地所有者等が安全な状態に
 維持する責務を有する事を明確化
・災害防止のため必要なときは、土地所有者等だけでなく、原因
 行為者に対しても是正措置等を命令することとする。
 
  • *実効性のある罰則の措置*
・罰則が抑止力として十分機能するよう、無許可行為や命令違反
 等に対する罰則について条例による罰則の上限より高い水準に
 強化(最大で懲役3年以下・罰金1,000万円以下・法人重科3億円以下)
地盤調査のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
 
盛土規制法に関する情報は、下記サイトに詳しい説明がされて
いるので、是非一度ご確認頂ければと思います。
国土交通省 https://www.mlit.go.jp/toshi/web/morido.html
農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/nousin/morido/morido.html
林野庁   https://www.rinya.maff.go.jp/j/tisan/tisan/morido.html
 
 


~我々インテリジェンスネットワーク社員一同は、
 安全な暮らしのため、様々な法改正などの最新
 情報に耳を傾け発信して参ります~

ページの先頭へ

一覧に戻る