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2022/12/22 日本人の貯金額




こんにちは。年末が近づいてきましたね。
確定申告や年末調整などお金のことを考える機会がなにかと増
える時期ですよね。さて、今回は日本人の貯金についてお話し
したいと思います。


2017年の金融広報中央委員会の調査によると、手取り
年収の約10~15%を貯蓄にまわす人が一番多く、全体
の約20%ほどです。

ちなみに貯蓄をしなかった人の割合は全体の約30%です。
例えば日本人の平均手取り年収が487万円なので、その
10%の48万7千円と15%の73万500円をそれぞれ12カ月
で割ると、1カ月あたりの貯蓄金額は10%の場合で約4万
1千円、15%の場合は約6万1千円となります。月々の貯蓄
を負担に感じる場合にはボーナスをまるごと貯蓄にまわす
など、1年を通して手取り年収の10~15%を目標に貯蓄が
できるようコントロールするといった工夫をする必要があ
ります。

手取り年収が200万円代で車や住宅のローンなどがある場合
には、家計を圧迫しすぎないように注意が必要です。子供の
いる世帯であれば手取り年収の中からでなく、児童手当を全
額貯蓄にまわすだけでも構いません。子供が中学を卒業する
まで支給されるため、全額を貯蓄すればそれなりの金額には
なるはずです。
 
また、子供にそれほど費用のかからない小学生のうちにでき
る限りその後の教育費(大学資金)を貯蓄しておくことや、
定年退職を迎えるまでに住宅ローンの支払いを終えておくこ
となども資産管理のポイントです。
日々の貯金の積み重ねや積立NISA、iDeCo、不動産投資をす
るなどして、将来の資産形成の勉強をする必要があると感じ
ます。
それでは、良き年末をお送りください。2023年も宜しくお願
い致します。


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