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2022/10/06 103万の壁



本日も弊社HP新着情報にアクセス頂きまして誠にありがとう
ございます。
 
10月に入りました。
気温もグンと下がり、秋めいて参りました。
巷では秋の花のコスモスや彼岸花が咲き乱れ、キンモクセイ
の強い香りが辺りを漂わせ、カラッと晴れた日に、気持ち良
い風が吹き抜け、気分も向上してきます。


9月は台風による、局地的大雨などもあり、静岡県の中部地域
では、土砂災害により断水が現在も続いている地域があるとニ
ュースで耳にします。

被災地の方のインタビューで印象に残った言葉は、電気と水と
どちらが止まると困るかとの質問に、断然水が止まると困ると
おっしゃっていた方がいました。
2011年に起きた東日本大震災の際には、関東地方でも計画
停電があり、地域ごとに停電に協力し、かなりの不便さを感じ
た記憶がありますが、水は衛生管理上なくてはならない存在で
す。しかも、蛇口をひねって出ないのであれば、近隣の給水所
などへ汲みに行くなど体力的に時間的にも大変な労力が必要と
なります。
 
被災された地域に方々におかれましては、お見舞い申し上げま
すと共に、1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 
 

さて、2022年10月は、商品の値上げや改定が相次いでいますが、
「扶養の壁」も改正があるので一緒に確認をしていきましょう。
 
壁には主に4つの壁が存在します。
  • 100万の壁→住民税の壁で、年収100万以下の場合には住
  •        民税の支払い義務はありません。
  • 103万の壁→所得税の壁で、年収が103万円以上の場合に
  •        は所得税の課税対象となります。単月で給与天
  •        引きがある場合には年末調整や確定申告で調整 
  •        されます。
  • 106万の壁→社会保険の壁で、短期間労働者も一定の条件を
  •        満たすと社会保険加入対象となります。
  • 130万の壁→扶養の壁で、130万円を超えると社会保険上の
  •        「扶養から外れる」こととなります。
その他にも配偶者控除がなくなる150万円の壁や、配偶者特別
控除がなくなる201万の壁もあるようです。
 
改正された点は健康保険・厚生年金適用となる106万の壁につ
いての適用条件で、以下の点に改正がありました。
●勤務先の従業員数が501人以上→101人以上に改正される
●雇用期間が1年以上見込まれること→2カ月以上見込まれること
 
改正については、パートやアルバイトを雇用する企業側も内容を
よく理解し、従業員者数の制限ハードルが下がることで、相当数
社会保険に加入しなければならない状況となります。
年々金額が上がる社会保険料に、更に加入者条件を拡大して、保
証料を厚くしていこうという試みなのでしょうね。
また、2024年10月からは従業員数51人以上と更に拡大し
ていく予定となっている様なので、これから転職や就職をお考え
の方は、先々を見越した上でライフプランと合わせて検討してい
く必要がありそうですね。
 

 
 
~我々インテリジェンス・ネットワーク社員一同は、
様々な情報に耳を傾け、常に最新情報をお客様へ
発信できるよう、日々邁進してまいります!!~

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